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統一戦? [プロレス・格闘技]

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ネットのJ-CASTニュースが3日の統一戦終了直後の様子を記事にしている。
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場内アナウンスは続く。リング上で両陣営が残ったまま、リングアナは英語で
採点結果とソリス選手の判定勝ちを宣言した後、こう告げた。
「チャンピオンはIBFタイトル保有を続ける」
敗者の大毅選手が王座にとどまるということだ。
だが中継ではこの点に触れられないまま終了した。
視聴者だけでなく放送局側でさえ、事前に発表されていた通り大毅選手が
敗戦によりベルトを失ったと解釈していたのだろう。
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このあとにIBF立会人の「王座保有発言」となるのだが、J-CASTの記事の通り
ならば試合のルール関係書類の英語表記のものではタイキは負けても王座保有と
なっていた、ということだろうか。

となると結局は
「終始一貫してタイキは負けても王座保有ということだったが、負けたら王座陥落と
誤情報が流れ、誰も否定しないまま試合開始。試合終了後にそれが明らかになった」
ということか。
ではなぜ誤情報が生まれたのか。なぜ誤情報は試合終了まで否定されなかったのか。
問題点はここに絞られると思うのだが、未だに議論はここ以外のところに分散している。

ところで、そもそもこういう場合の試合ルールの取り決めのセオリーについて。
ボクシングの4大組織はいずれも「タイトルマッチで挑戦者が体重オーバーの場合は
勝負の結果にかかわらず王座は移動しない」が基本ルールであるらしい。
ただし、個々の大会において両陣営合意でローカルルールを設定した場合、
そちらの方が優先されるのが通例らしい。まして今回のような統一選の場合、
申し合わせなければならない合意事項は多いわけで
「今回はこういうルールで」となる例は多いらしい。
例えば「今回は試合前に両者が一旦タイトルを返上して勝者が戴冠」とか。
またJBCが管理する日本タイトルでは、王者が計量合格、挑戦者が計量不合格で
ノンタイトルとして試合をした場合でも王者が負ければ空位となるそうである。

これが常識ということであれば、今回の件で議論されることのうちの
「そもそも計量不合格の相手と戦って負けたら王座は空位ってのがおかしい」
という意見が必ずしもそうではないことがわかる。
だからこそ、前日当日に「負けたら空位」という発表を聞いた関係者やマスコミも
そういうルールにしたんだ、と納得したわけで。
未確認だがタッカー氏の「負けたら空位」発言は「今回は負けたら空位」
と言っていたという証言もあるみたいだ。そうであればタッカー氏自身が
「基本は移動なしだが、場合によっては移動アリ。今回はそれ」と
認識していたことの証明とも言える。





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