SSブログ

交通事故処理・加害者が「治療は・・」? [交通事故]

スポンサードリンク




前記のケースとは逆で、私が被害者で相手が加害者。でも・・(悲)。

車に乗って信号待ちをしていたら後ろから追突された。
車の損傷は一見では軽微。
けれどやはりムチウチ懸念はあった。
そこで警察に連絡して事故検証をしてもらおうとしたら・・
加害者のオジサン(50歳代)が、
「頼みますから警察は呼ばないで!」
とのこと。

???。もしかして無免許とか?
と戸惑いつつ問いただした。
警察呼ばなきゃ事故証明もとれないし、治療施設に行かなきゃ診断書ももらえない。
それじゃ車の修理も体の治療も保険で代金を賄うこともできない。
逆に普通に警察呼んで検証して、普通に治療施設で治療してもらえば
殆ど保険で賄えるでしょ、と。
それをしないと完全に自腹で全額負担することになるよ、と。

するとオジサン、涙ながらに
・某自動車ディーラーの役職者
・立場上、事故の加害者になったことが会社にバレたらクビになる
とのこと。

いやまあ、正直なのは結構だけれど・・・
もしも私が「ナニワ金融道」の灰原君だったら、
アナタは念書の一つも書かされてムシれるだけ
むしられちゃうところですよ・・
とか思った。
でも私は灰原君じゃなくてイチ社会人だし、そういうことはしないけれども、
じゃ、私はどうしたらいいのと聞いてみた。

オジサンの「お願い?」は遥か予想外に斜め上の方向を向いていた。

「治療をしないで欲しい」

?????どーゆーこと?

結局、このオジサン、
・警察を呼ぶ→会社にばれる
・病院、接骨院、その他治療院のどこでも治療に行く→会社にばれる
という考えで頭が一杯になっていた。

・・・もし私が「ミナミの帝王」の萬田ハンだったら、
アナタは借用書の一つも書かされてキッチリと
カタに嵌められちゃうところですよ・・
と思った。
まあ私は灰原君でも萬田ハンでもないので、オジサンに
「いやいや、色々誤解してますよ。」
と説明した。なんで被害者の私がこんな説明を、と思いつつ。
数十分かけて、その間、言葉は低姿勢でも意味的には
「警察呼ぶな、治療にいくな、会社に言うな」
と、単純に考えても色々とまずいし身勝手なお願いを
泣きながら喚かれて・・

なんとかかんとか納得させた。
結局のところ、いろんな面で私がしなくていい配慮をした上での解決だが。
なにこの無駄な時間と無力感(悲)。
アホらしいのは、結局最後までオジサンが私を信用しないで
「警察にだけは。」「会社にだけは」と。
ほんと、灰原君や萬田ハンほどではなくても
「なら十二分に保証してもらわなきゃなりまへんなあ」
となって当然の展開だった。
しなかったけれど。
結果的には金銭など一切やりとりなしでの示談にした形。

これってオジサン丸儲けだったけれども、手前ミソだが
被害者が私だからこれで済んだのであって、
もしも被害者がが翌日にオジサンの会社に現れたら
オジサンの一生は破滅にまっしぐら。
オジサンにそれを防ぐ手立てはなかったケース・・。

というか、あの認識では、いつかどこかでドツボにハマるなあ、
と思ったのだが、その後、オジサンとは一度もお会いしていないので、
今どうしているかは知る由もない。







スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。