今夜は明石家サンタ

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ここんとこ「気がついたらウン十年」的なネタを
書いているが今夜放送の
「明石家サンタ」
も年一放送で今年で25年。
これも第一回目から観ている。
今年一番不幸だったりさびしい思いをしたことを
ネタに盛り上がる番組だが、幸いにして
自身でネタを披露しようとハガキを出したことはない。
だが、こういう番組を25年も毎年見ていることは
それなりに寂しい話かもしれぬ。
まあたぶん、こういう主旨のネタは番組に数多く
おくられているのだろうが（笑）。

10年位前、この明石家サンタを観るために
アパートで夜更かししていたクリスマスイブの夜。
午前0時となりクリスマスになった瞬間に
アパートの玄関チャイムが鳴った。
来訪する人のあてなどなく
「だれか友人が酔っ払って襲撃にきたか」
と思ってドアを開けたら

雪の降る中、黒いタキシードに身を包んで
紅いバラの花束を持った
「男」
が立っていた。

状況が理解できず、２～３秒見詰め合ってしまった。
私が「あの・・」といいかけたら男はハッとしたように
「すいません、間違えました」
と去っていった。

その後の再襲来はなかったので真相は未だに不明。
まあ彼女のアパートを間違えたか、
騙されたかのどっちかだろうけれど。

なんら実害はないのでそれにこしたことはない。
だがこれが彼女の浮気相手と間違われたとかで修羅場に
なっていたらそれなりに不幸ネタで明石家サンタに電話を
かけられたのだが・・。

明石家サンタを観るたびに思い出す。
クリスマスにはこんな思い出しかない（哀）。

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