踊る大捜査線ファイナル

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映画「踊る大捜査線ファイナル」を観て来た。
面白かった。前作よりは良かったなあ、一作目や二作目のほうが
良かったけれど、という感じではあったが。

以下、多少ネタバレ的な記述があります。
映画をこれから観に行かれる方はスミマセンが読まないで下さい。




深津絵里さん演じる「すみれさん」の
後半の行動はインパクトがあっておもしろかったけれど、
話としては色々と無理がありすぎると思った（笑）。

香取慎吾君演じる犯人。
しばらく前の芸能ニュースで
「ＳＭＡＰ香取君が踊るファイナルに犯人役で出演決定。
　最強最悪の敵として織田裕二と対決」
とかあおっていたのだが・・そもそも最強とか最悪とかって
役に設定されていなかったと思う。
正義感が捻じれた冷酷な男で、。
ストーリー上は二人を射殺し、幼児をも殺そうとする役だったが、
しかし劇中に遺体は出てきても直接的な殺人シーンとかもなかったせいか、
あまり犯人の冷酷さや狂気感は感じられなかった。
結果的に「香取君、大した役じゃあなかったな」とも感じてしまった。

というか「踊る」シリーズってそもそも
「勧善懲悪。敵と真っ向勝負」って話」じゃあなくて
「街のみなさんを守るために一生懸命になっちゃいました。」
みたいなノリの話が中心だと思うし。
芸能ニュースとかでの当初の「あおりかた」が間違って
いたんだよなあ、と思った。

だからこれは香取君が悪いわけではなく、前記の的外れな
芸能ニュースでの「あおり」が問題だったと思うのだけれども
香取君は犯人役だったけれども役者としては
「被害者だったな」と思った（笑）。

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