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柔道本「実録小説 プロレス対柔道」 [柔道]

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「実録小説 プロレス対柔道」 桜井康雄・著。

力道山が初の日本人プロレスラー、
世間ではそんなイメージが強いと思うのだけれども、
実際には力道山以前にプロレスのリングに上がった人は多い。
そして良く考えれば当たり前?なのだが
日本人としてはプロレスラーになるより、プロレスに立ち向かった人も
いたわけで・・。
そこまでは言われてみれば気がつくのだけれども、
かつて日本の名誉、日本柔道(あえて言うなら講道館柔道)の存亡をかけて
これほどまでに激闘が繰り返されたとは知らなかった。
そしてまた、その試合内容が凄い。
ヘッドロック、裸締め、裏投げ・・それらが一撃必殺もしくは逆に数十分に
わたって相手を締め上げる「必殺技」として使われている。
まさにここ数年の格闘技ブームを
「え、そんなもん大正時代は当たり前だったけれど」
と再認識させようかという内容の本。

多分、昭和40年代の東京スポーツ紙面に連載されたものをまとめた本なの
だろうけれど、かつてのプロレスがエンタメ化する前の、
そして柔道がスポーツ化する前の、
「プロレスと柔道の奇跡の遭遇を記した名著」
だと思います。

講道館柔道、そしてアド・サンテルの両方に敬意を払いたくなる本でした。



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